「box」

凄く環境がよく綺麗でおしゃれなオフィスで、観光のようでした。
   
日頃から視察に来るお客様も多いのか、対応もスムースでしたよ。
   
受付で、名前&メールアドレス&顔認識?で、名札を受取り入場。
   
余談ですが、ここでサービスされていたコーヒー&チョコレート、
   
凄く美味しかったです。雰囲気がそう感じさせたのでしょうか?。
   
「box works  18」はこちら → https://www.box.com/boxworks/
   
「Works as one」いいですね、クレドみたいなものなのでしょうね。
   
「Blow our customers’ minds」人としてについても記されています。
   
働く人の環境は抜群・・・、だからこそ仕事も大変なのでしょうね。
   
   

世界6万6千社以上の企業が業務用のファイル共有クラウドサービスとして採用する 「Box」の提供会社。「Box」はクラウド型のセキュアなファイル共有/コンテンツコラボレーションサービスとして、実質的なデファクトスタンダードと言われています。米国Fortune500社の60%が利用する、ビジネスユース実績No.1のコンテンツシェア(ファイル共有)とコラボレーションのためのクラウドサービスです。正式社名:Box,Inc. 創立:2005年 資本金:2億8000万ドル 本社:米国カリフォルニア州 従業員数:約 1400名

先方からのプレゼン

【BOX社の概要】
・BOX社のミッションは、世界中の人達を一緒に働かせるために、クラウドを利用したファイル管理やデータのシェア、可視化を進めながら変革していくためのサポートである。
・BOXでは、クラウド上のひとつのプラットフォームで、例えば、①導入した会社の社員、常にどこからどのようなデバイスからでも情報にアクセスできることが可能。②デジタル化が進むビジネスの世界で、サイバー上の脅威への対応(一貫したセキュリティ)とローコスト化が可能、③過去のシステムもイノベーションシステムの双方が使えるシステムの整備が可能、④ビジネスのコラボレーション(協業)に対応可能、など全ての対応を可能とするシステムを提供している。
・更にビジネスに必要なアプリケーションを統合し、エンドユーザーや開発者全てに使いやすいプラットフォームを提供している。さらに、サードパーティのソフトを結び付けるAPIも提供している。

【BOX社が提供するプロフェッショナルサービスの考え方】
・BOX社が提供するプロフェッショナルサービスの方針は、①イノベーションへの方向性へのサポート、②時間価値の創造(新たなビジネスを短時間で実現するサポート)である。
・そのためには、①プロジェクト管理のサポート、ベストプラクティスのアドバイス、②現行のシステムから当社システムへ移行のサポート、③既にあるアプリケーションのAPI(アプリケーションンインターチェンジ)のコンサルテーションを提供、当社のクラウドシステムでは、既に1,400本のアプリケーションと繋ぐことができる。そのセットアップもサポートする。④新しいソフトウェアの利用者のトレーニングのサポート、を行っている。
・物流業務に関連したAPIの例として、新規の配送データと旧来のデータをつなぐことなどが容易にできる。

視察団からの質問
Q.コンサルティングは、ファイル管理のコンサルティングをするのか、ファイル管理を通じて経営課題までアプローチをしていくのかどちらか?
A.経営課題の分析までではない。BOXという商品を会社に導入することの支援である。

【導入カスタマーの例】
・UPSの例。特にセキュリティを保持した上で、アメリカのみならず他国からどのようなデバイスからでも情報にアクセスできるようにしたプロジェクトである。UPSの社員のみならず、顧客とのファイルや情報をシェアするためのシステムとして使用した。また、例えばある情報をBOX上で必要なくなった場合に自動的に消去する機能を入れた。

視察団からの質問
Q.具体的な使い方を教えてほしい。
A.情報はwebのブラウザから見られるだけでなく、モバイル用のBOXドライブで自動的にデータをストリーミングし、どこからでも見ることができる。個人で見ることのできるファイルと他人とシェア(見ることのみ)できるファイル、コラボレーション(加工可能)できるファイルなど、アクセス可能な基準を定めている。
Q.ファイルに書き込む能力はあるか?
A.コラボレーションのファイルについては、一緒に働く人の間で書き込むことが可能である。シェアの場合もいくつかの基準の中で、ファイルの閲覧が可能。ただし、サーバー上でのアップデートは不可能。
Q.シェアする相手もBOXを使うことが条件か?
A.その通り、BOXのアカウントを持っていないと利用できない。
Q.業務用のAPIと繋がっている具体例を見せていただきたい。
A.現時点では用意していない。後ほど情報提供することは可能。
Q.UPSの使用状況をもう少し教えてほしい。
A.言葉での説明しかできないが、①モバイルからアクセスを可能とした、②IBMのキューレーダーというソフトとインテグレーションしてセキュリティの管理を行うようにした、③データの損失を防ぐシマンテックのソフトとの統合、⑤UPSのヘルプデスクで機能をユーザーに説明できるようにトレーニングを実施、などである。
Q.BOXを使うことでどんな問題が解決できたのか?
A.以前は、会社で必要な様々なファイルの内容、コンテンツがバラバラで管理されていたものが、BOXを入れたことで、データが一元管理されているため、データの共有が可能となった。
Q.BOXのサービスは、セキュリティのあるクラウドだと思えばいいのか?
A.その通りである。

 

Eグループ報告(添野・篠崎・添野)

Box社は、シリコンバレーに本社を置くIT企業です。2005年の創業以来、セキュリティー水準の高いクラウドサービスを武器に販売を拡大し、現在は4100万以上のユーザーと、74,000以上の企業(うちFortune500の59%が顧客)に採用されています。現在、事業は収益化しておらず、連続して経常赤字が生じていますが、NY証券取引所に上場しており、同社の将来への期待感から、株価は順調に上昇しています。同社の視察では、提供する商品の説明と、オフィス内見学を実施しました。
先ず商品について、同社は企業向けのクラウドストレージサービスを提供する企業です。日本においてもサービス展開を行っているため、サービス内容については割愛しますが、Google driveやDrop boxのようなサービスを提供しています。このサービスにおける同社の立ち位置は、業界のリーダー企業であり、官公庁を含めて世界のビジネス領域で最も使われているサービスであるとの事でした。特に、同社のサービスの強みは、強力なセキュリティ能力と、実装に向けたコンサルティング体制の充実が挙げられます。同社ではこのような強みを活かして今後も拡大を続けていきたいとの事でした。
次にオフィス見学です。シリコンバレーのIT企業らしく、無料の社員食堂があり、社員はここで3食の食事をとることが可能です。また、毎週CEOとのディスカッションが行われており、企業トップとしての想いと伝える場として機能しているとともに、従業員が直接CEOと会話する場にもなっているとの事でした。こうした努力により、同社ではコミュニケーションが非常に円滑化されているという印象を受けます。また、ワークスペースには仮眠室、炊事場、防音室、瞑想室などの設備が整えられており、多様な価値観を持つ社員が多様な働き方を実現するための設備が整えられていました。また、同社では在宅勤務制度を用意しているため、見学当日は社員が非常に少ない印象を持ちました。ただし、CEOとしては可能な限り出社して欲しいということを社員に伝えているそうです。米国では転職市場が発達しているため、従業員の流動性が高いと言います。よって従業員の満足度を高めることが従業員確保の命題となっている側面があり、社員に対してこうしたサービスの提供は華やかな印象を持つ一方で、微妙なバランスの中で実行されている面が垣間見えました。現在最大の競合はマイクロソフト社だとの事です。しかし大きな差別化ポイントが存在しないため、競合の少ない今の状態では先行者としての優位性で市場を開拓できますが、近年は参入者も増えてきていることから、今後様々な新サービスを考えて他社との差別化を行っていく必要があるとの事でした。

説明を聞いて日本とアメリカの大きな違いとして、成果を出せば会社に来なくてもよいという考え方の違いを感じました。また、非常に洗練されたデザインの受付などから、数値に表しづらい要素についても細心の注意を払っていることが伺えました。表面的には資金力の大きさを感じた一方で、上述したように従業員満足度の向上に最新の注意を払っている結果とも取れます。IT業界に限って言えば既に同国でも技術者の不足は始まっており、日本におけるドライバー不足とも関連した示唆を得ることが出来ました。今後日本の労働市場が変化していく中においても、多様な価値観をどのように受け入れ、職場環境を構築するべきかという点で非常に学びが多い訪問となりました。

 

Fグループ報告(清水・池永・柳原)

言うまでもなく、企業向けクラウドでは、シェアの大きい企業であるが、何よりも秀でているのはセキュリィーと操作の簡易性である。営業・配車担当と、請求・経理業務担当者が同じフォーマットを共有し、勤怠や売上などを一元管理できれば、無用な電話での問い合わせ、ペーパレスが図れる。この業界では、ドライバーの不足、労働時間の多さも訴えられているが、配車や経理業務担当者の熟練度や、月末月初の残業も問題になっている。こういった問題を解決し、販管費を削減することでも利益水準を上げることが可能になるはず。荷主企業が主体になっている請求業務・仕入業務の簡素化もこういった技術導入を推進することで、事業者の健全な経営体質への改善を図れる可能性を感じた。
また、APIを駆使すれば、顧客のシステムとの連携も図れ、月末に運賃の照合で大量の書類とにらみ合う時間を削減できる。私達、日本の物流事業者のデジタル化・IT化することは遅れを取っている部類であるが、中小企業が多くを占めるこの業界だからこそ、情報の共有化、事務作業の省力化は今後における業界で取り入れるべき点が多く感じる。
企業向けクラウドで急伸した企業。世界中の人を一緒に働かせること。クラウドを駆使して可視化することをテーマに掲げている。

Fグループ報告-2(清水・池永・柳原)

BOX(2005年設立)は、企業・個人向けのクラウドストレージサービスを提供している。様々なデバイスに対応しており、高いセキュアのもとユーザーはどこからでもクラウド上の情報にアクセスできる。それにより社内・個人間の情報共有が簡単にできるという説明を受け、私(1944年設立の西武通運で、日通海外引越の事務職を担当)は、BOXのシステムを活用して事務処理の効率化について考えてみた。
弊社では作業チーフが紙ベースの作業指示書を持ち歩き11台のトラックが23件の作業を行う。梱包作業、倉庫作業、翌日の資材準備をするため作業員が事務所に戻る時間は夕方となる。夕方から事務処理が始まる為、作業終了が夜遅くなることが多い。現行は紛失防止策として指示書に確認欄をつくり、現場・倉庫・事務所の三重チェック(形式上の確認とならないことが大切)となっている。
前記内容とBOXを組み合わせると、これまで作業員が帰社しないと進められなかった事務処理が可能になる。通常現場で回収するお客様のパスポートコピー・ビザコピー等の重要書類もデータとして保存できるため事務所との情報共有がスピーディーにでき、書類紛失防止にもつながる。このシステムは様々なデバイスに対応しているため導入し易く、事務職の残業時間削減・現場の手間の削減には有効である。しかし、長年、紙ベースで仕事をしてきたベテランの作業員に受け入れられるかが課題である。
日本の労働環境には様々な問題がある。残業・休日出勤をしている人は会社への貢献度が高いとされる風潮がある。伝統的で縦社会とされる文化が根強い。BOXのシステムを有効に活用し、残業時間で稼ぐのではなく、効率・実力で評価される仕組みが必要である。

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